新規顧客の開拓事例14選

新規顧客の開拓事例14選

新規顧客の開拓事例14選
具体的な先行事例からヒントを得るのも新規獲得戦略では大事だ。

はじめに

新規顧客の集客コストを軽減し、より効率よく顧客を獲得するために、多くの企業がマーケティング戦略の見直しと改善を行っています。そんな中でも新規顧客の開拓に成功したとされる企業事例を14選ピックアップしました。自社の戦略の参考として、ぜひ企業事例を研究してみましょう。

Dropbox社

オンラインストレージサービスを提供しているDropbox社が集客の課題としていたのは、Web広告のコスト削減でした。

その課題解決のために、同社は「紹介キャンペーン」を展開しました。既存ユーザーがDropboxを友人に紹介することで、紹介した人と紹介を受けた人の両方が容量の追加を得られるというキャンペーンです。

既存ユーザーによる紹介促進によって、顧客の自然増を増やし、結果的にPaid CACの効率化を実現しました。

ウーバー・テクノロジーズ社

タクシーアプリを提供するウーバー・テクノロジーズ社が新規顧客の集客コスト削減のために展開した戦略は、Dropbox社と同じく既存ユーザーの紹介の促進キャンペーンでした。

提供アプリUberの既存ユーザーである紹介者と紹介されて新規に登録したユーザーの双方に、無料のUber利用チケットを配ったのです。

利用チケットの価格は日本円で約2,000円程度ですが、Uberの利用者が増え、ドライバーが増えれば増えるほどその金額の価値が大きくなるであろうという心理が働き、結果として利用者とドライバー双方の獲得に貢献しました。そうして、顧客獲得のコスト低減を実現できたのです。

スターバックス

スターバックスは顧客の集客と維持のために、リワードプログラムを導入しています。このプログラムは、1ドル使うごとに2つの星を獲得でき、トータル25ポイントに到達した時点で、お好みの特典を受け取ることができるというものです。

このプログラムによって、同社は全売上の40%を獲得しているといわれています。また、顧客の誕生日にはパーソナライズされたメッセージを送り、購入したばかりの商品と似たような商品をおすすめするといった施策を行っています。

こういった施策は既存顧客のロイヤルティを高め、結果として紹介や口コミによる新規集客の効果を高めています。

マクドナルド

他社とのコラボレーションによって新規顧客の集客効率を高めている事例が、マクドナルドです。マクドナルドの想定顧客はファミリー層であり、おもちゃやキャラクターグッズを組み合わせたハッピーセットで、子供連れの来客を訴求しています。

ほかにも話題性のあるキャラクターやコンテンツとの企画が上手い同社は、Nianticによるアプリ「Pokémon GO(ポケモン ゴー)」とのコラボ企画として、自社店舗をバトル会場やポケストップとして登場させました。

マクドナルドに訪れたプレイヤーたちは、ポケモンGOのアプリを起動させてモンスターボールをゲットしたり、他のプレイヤーとバトルをしたりといった楽しみ方ができます。このサービスを導入したあと、マクドナルドの売り上げが前年同月比で16%増加、客数も7.5%増加したとの報告が挙げられています。

コニカミノルタ株式会社

印刷業・ヘルスケア事業などを手掛けているコニカミノルタ株式会社は、子供たちが夢を持てるようなプロモーションを実施し、自社のブランディングを徹底することで新規顧客にアピールしました。

その一環として同社が作成した動画は、ユニークなプリンター「Dream Printer」に夢を語り、数分後に夢が叶ったイラストを受け取るというものでした。

製品リリース情報は一切映し出していないにも関わらず、この動画はSNS活用で200万回再生され、自社のブランドイメージの向上に加え、新規顧客の開拓にも成功しています。

イオンモール

「モノ」より「コト」を重視した体験型のイベントの実施によって新規顧客を成功させているのがイオンモールです。

同社はハピネスモールという試みを行っており、来店客がイベントを通して充実感や感動を味わうことで、ショッピングセンターに好印象を持たせました。

具体的には、広い敷地を持つイオンモールの強みを活かし、モール内でウォーキングやヨガ教室、イオンシネマのオペラ鑑賞などの開催を行い、幅広い年代の人を集めたのです。このイベントをきっかけに、出店を希望する専門店も増え、テナント契約率の向上と過去最大の利益率を両立させました。

株式会社シマテック

パーツフィーダの周辺機器や自動組立機、加工機などの製造販売を行っている株式会社シマテックは、コンテンツ発信によって新規顧客を集客出来た成功事例です。

同社はもともとブログやホームページで自社商品を紹介していましたが、問い合わせから購入に繋がるケースはほとんどありませんでした。そこでコンテンツを見直し、自社の技術力の高さをYouTube動画や写真でわかりやすく発信したことで、わずか6ヶ月で問い合わせ数を3.1倍に伸ばし、東証一部上場の大手企業からの注文増を実現しました。

売上も1年間で1.7倍伸び、1億円を突破しています。

豊田通商株式会社

米国でトップシェアを誇る商品超大型シーリングファン「ビッグアスファン」の輸入販売を手掛ける豊田通商株式会社は、日本で認知されていない商品の魅力を新規顧客に伝えるべく、製造業向けのマッチングサイトを活用しました。Webサイトからカタログをダウンロードした見込み客を絞り込んでアプローチすることで、毎年1.5倍ずつ売上をアップさせています。

テクノマート

機械部品の製造業のテクノマートは、もともと展示会をメインに営業活動を行っていた企業です。同社は「アルミ専門の簡易金型」に特化したホームページをリリースしたことで、「簡易金型」というワードで検索1位を獲得し、毎月10件前後の問い合わせ獲得に成功しました。ターゲットを絞ったことで受注率は3割近くに達し、毎月数社の受注獲得を実現しています。

TOUCH TO GO

無人店舗の決済から運用システムを開発する株式会社TOUCH TO GOは、コンビニ店舗と相性がよいガソリンスタンドに着目しました。

ガソリンスタンドにコンビニを出店する場合、土地のスペースや店舗の維持コストが問題になりがちです。そこで同社はガソリンスタンドのスペースに無人店舗を提案する新たな業態を確立しました。市場の隙間を狙ったニッチな戦略により、新たな顧客を獲得しています。

テレワーク・テクノロジーズ株式会社

ワークスペースのシェアリングサービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズ株式会社の手法も、市場の隙間を狙った集客戦略です。

同社は、東京都内近郊の賃貸マンションやシェアオフィスなどを活用し、個室ワークスペースの時間制レンタルを行っています。

リモートワークを導入する企業では、各社員が仕事用の個室を自宅に持てないという問題を抱えているケースが多く、同社はその悩みに対して個室レンタルサービスを解決策として提示しました。締め切り直前の仕事に集中したい時、クライアントとのWeb会議を行いたい時などのサテライトオフィスとしてリーズナブルに活用できるサービスが受け、多くの新規顧客の獲得に至りました。

NEWJI株式会社

NEWJI株式会社は、2020年10月からオンライン工場視察プラットフォーム「NEWJI VR」を立ち上げています。このサービスは、工場の現地に設置した4K対応の360度カメラと、本社オフィスとをオンライン接続することで、生産現場の様子をリモート視察できるというものです。

PROプラン以上のコースでは、全世界にある工場を対象にオンライン視察できるため、リアルな出張にかかる費用を大幅に軽減し、長距離移動を敬遠する顧客の新規集客を成功させました。

ビックカメラ

ビックカメラでは新たなショッピングのスタイルとして「テイクアウトレンタル」という新方式を、渋谷東口店渋谷東口店で2020年12月4日から実験的に開始しています。このサービスは、気になる商品を一時的にレンタルでき、気に入ればそのまま購入できるものです。電化製品の使い勝手は実際に使用してみなければわからない、という顧客の課題を解決したことで、これまでの電気店がアプローチできなかった顧客層の新規集客を叶えました。

合同会社KernelTribe

オンラインでプレゼンテーションを行うための効果的な手法の提案として、合同会社KernelTribeは、ビッグデータを可視化した「動画グラフ」作成サービスを提供しています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンラインでの商談やプレゼン機会が増える中、同社のサービスは注目を集めました。

このサービスは、会社のホームページやYouTubeのコンテンツとしても活用できるため、次代のニーズに合ったコンテンツとして顧客の心をつかみ、新規集客に成功しました。

まとめ

新規顧客の集客の成功事例を見ると、それぞれ既存顧客のつながりや顧客のニーズの見直し、時代のトレンドの把握などマーケティングの基本を丁寧に行った上で、それぞれの施策を展開していることがわかります。今回ご紹介した企業の新規集客開拓の成功事例を参考に戦略を研究し、ぜひ自社の集客効率の見直しと改善にお役立てください。

>サブ丸はスタートアップ企業やニッチャー向き

サブ丸はスタートアップ企業やニッチャー向き

「この価格で本当にオウンドメディができるんですか?」「サブ丸は安価ですね。コンサルが入るのと比較できませんが、一般的な費用の1/4ぐらいじゃないですか」このサービスをローンチする前に相談したマーケティング&コンサルタント会社の担当者から聞いた言葉です。サブ丸はサービス内容と比較して安価かもしれませんが「私たちは値段を売っているのではない。サービスを提供しているのだ」と信念を持って取り組んでいます。

大企業はその企業に応じたマーケティング予算と手法があり、スタートアップ企業や中小企業、あるいはニッチャーには、それぞれに応じたマーケティングや新規開拓の方法があります。企業の成長過程では、取り組みが異なるのは当然ですし、それを構築することが何より重要です。そのお手伝いをするのが私たちの使命です。そして成長すれば、その取り組みコストは回収できるはずです。サブ丸は年間運用で60万円あまりのコストがかかります。そのコストを回収し、さらなる飛躍をめざす企業にご利用いただきたいと考えています。

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