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「しかし」「そのために」…接続詞の種類と使い方一覧

「なんとなく文章のつながりが悪い」「言いたいことがうまく整理できない」。そんな悩みはありませんか?原因は「接続詞」の使い分けにあるかもしれません。接続詞は文と文をつなぐ大切な橋渡し役です。この記事では、代表的な接続詞の種類と役割を一覧で分かりやすく解説します。正しい使い方を学び、相手にすっきりと伝わる文章を目指しましょう。

接続詞の基本:文と文をつなぐ「案内標識」

文章における接続詞は、道路の「案内標識」のようなものです。標識がなければ、私たちはどこへ向かえば良いのか分からなくなってしまいます。同じように、接続詞がなければ文と文の関係性が不明瞭になり、読み手は内容を理解するために余計なエネルギーを使わなければなりません。この章では、まず接続詞が持つ基本的な役割と、その重要性について見ていきましょう。

接続詞がないとどうなる?

接続詞の重要性を理解するために、まずは接続詞がない文章を見てみましょう。例えば、「雨が降った。傘を持っていなかった。風邪をひいた。」という3つの文。それぞれの事実は伝わりますが、文と文の間の論理的なつながりが少し弱く感じられます。ここに接続詞を加えてみましょう。「雨が降った。しかし、傘を持っていなかった。そのため、風邪をひいた。」どうでしょうか。文と文の関係性が明確になり、一連の出来事としてスムーズに頭に入ってくるはずです。「しかし」が予想外の状況を示し、「そのため」が原因と結果の関係を示しています。このように、接続詞は文章に命を吹き込み、読み手をスムーズに導くナビゲーターの役割を果たしてくれるのです。

接続詞の4つの基本グループ

接続詞にはたくさんの種類がありますが、その働きは大きく4つの基本グループに分類できます。この分類を頭に入れておくだけで、適切な接続詞を選ぶのがずっと楽になります。まずはこの大きな地図を理解することから始めましょう。

  • 順接(じゅんせつ):前の文が原因・理由となり、後の文がその結果・結論となる関係を示します。(例:だから、そのため)
  • 逆接(ぎゃくせつ):前の文から当然予想される結果とは、反対の内容をつなぎます。(例:しかし、けれども)
  • 並列・添加(へいれつ・てんか):前の文と後の文を対等に並べたり、情報を付け加えたりします。(例:また、そして、さらに)
  • 対比・選択(たいひ・せんたく):二つの物事を比べたり、複数の選択肢の中から一つを選んだりする関係を示します。(例:一方、あるいは)

これらの他に、話題を変える「転換」や、言葉を補う「補足」などもありますが、まずはこの4つのグループを意識するだけで、文章の論理構造が格段にしっかりします。

(FAQ)接続詞は必ず文の頭に置くべきですか?

はい、基本的にこの記事で扱っている「接続詞」は、文と文をつなぐために、文の先頭に置くのが原則です。例えば、「しかし、〜」「そのため、〜」といった形ですね。これにより、読み手は次に来る文が前の文とどういう関係にあるのかを予測しながら読み進めることができます。もちろん、日本語には「〜が、」「〜ので、」のように文中や文末で使われる「接続助詞」というものもあります。しかし、まずは基本として「文の頭に置いて、文と文の関係を明確にする」という接続詞の役割をマスターすることが大切です。最初は難しく考えず、「接続詞は文頭で使う」と覚えておけば、論理的で分かりやすい文章を書くための大きな一歩になります。

【一覧】順接・逆接の接続詞と使い方

文章の論理を組み立てる上で、最も基本となるのが「順接」と「逆接」です。この二つは、話の流れを決定づける重要な役割を担います。順接は話をスムーズに進め、逆接は話に変化と深みを与えます。これらを的確に使い分けることができれば、あなたの文章の骨格は驚くほどしっかりします。具体的な接続詞の種類と、それぞれのニュアンスの違いを例文とともに見ていきましょう。

順接:スムーズな論理の流れを作る

順接は、前の文が「原因・理由」で、後の文が「結果・結論」となる、最も素直な論理の流れを作ります。「AだからB」というシンプルな関係性を示すときに使います。客観的な事実を述べるときや、自分の主張を順序立てて説明するときに欠かせません。

接続詞ニュアンス例文
だから・それでやや口語的で、直接的な因果関係を示す。昨日は徹夜だった。だから、今日はとても眠い。
そのため・したがって客観的で硬い表現。報告書や論文などで使われる。大雪が観測された。そのため、全便が欠航となった。
すると前の事柄を受けて、直後に意外なことが起きたときに使う。ドアのベルを鳴らした。すると、中から大きな犬が出てきた。

「だから」は日常会話でもよく使いますが、ビジネス文書などでは「そのため」や「したがって」を使うと、より客観的で丁寧な印象を与えることができます。

逆接:話の展開にフックを作る

逆接は、前の文の内容から予想される結果とは反対の結果が続くときに使います。「AだけれどもB」という関係です。この「裏切り」が、読み手の注意を引きつけ、文章に深みを与えます。自分の意見を主張する際に、一般的な意見や反対意見を提示した後に使うと、説得力が増します。

接続詞ニュアンス例文
しかし最も一般的で、書き言葉・話し言葉の両方で使える。計画は完璧だった。しかし、実行が伴わなかった。
だが・でも「しかし」よりも口語的で、少し柔らかい印象。このお菓子は美味しい。でも、少し値段が高い。
けれども・だけど「でも」と似ており、口語的。文の響きを和らげる。彼に連絡した。だけど、返事はまだない。
ところが予想や期待とは全く違う、意外な事実を強調する。彼は来ないと思っていた。ところが、時間ぴったりに現れた。

逆接を使うと、文章が単調になるのを防ぐことができます。ただし、使いすぎると話があちこちに飛んでいる印象を与えるので、本当に強調したいポイントで効果的に使うことが大切です。

【一覧】並列・添加・対比・選択の接続詞

順接と逆接で文章の幹を作ったら、次はその幹に枝葉をつけ、表現を豊かにしていきましょう。ここでは、情報を横に並べたり、付け加えたりする「並列・添加」と、二つの物事を比べたり、どちらかを選んだりする「対比・選択」の接続詞を紹介します。これらを使いこなすことで、単調だった文章に彩りが加わり、より詳細で分かりやすい情報伝達が可能になります。

並列・添加:情報を付け加える

並列は二つの事柄を対等な関係でつなぎ、添加はすでにある情報に新たな情報を付け加える働きをします。文章に厚みを持たせたいときや、複数の要素を整理して示したいときに役立ちます。

  • そして:時間的な順序や、単純な動作の連続を示します。「彼は家に帰り、そしてすぐにシャワーを浴びた。」
  • また:ある事柄に、別の観点の事柄を付け加えます。「彼は優秀な学者であり、また、情熱的な音楽家でもある。」
  • さらに・そのうえ:同じ方向性の事柄を重ねて、程度を強めるときに使います。「このレストランは食事が美味しい。さらに、サービスも素晴らしい。」
  • なお:本筋とは別に、補足情報や注意点を付け加えるときに便利です。「説明会は明日3時からです。なお、会場は変更になる可能性があります。」

これらの接続詞を適切に使うことで、情報が整理され、読み手はストレスなく内容を理解することができます。

対比・選択:物事を比較する

対比は二つの物事の違いを明確にし、選択は複数の選択肢を示すときに使います。物事を多角的に見せたり、読み手に判断を促したりする際に効果的です。特に、メリットとデメリットを比較する際などには欠かせない表現です。

  • 一方(いっぽう):二つの異なる事柄を対照的に示します。「A社の売上は伸びている。一方、B社は苦戦している。」
  • あるいは・または:複数の選択肢の中から、いずれか一つを選ぶことを示します。「参加希望者は、メールまたは電話でご連絡ください。」
  • もしくは:「あるいは」とほぼ同じ意味ですが、より硬い文章で使われる傾向があります。「契約者本人、もしくはその代理人が署名してください。」

対比をうまく使うと、それぞれの事柄の輪郭がはっきりとし、文章全体の解像度が上がります。選択の接続詞は、読者に次の行動を促す際にも重要な役割を果たします。

(FAQ)「また」と「さらに」はどう使い分ければいいですか?

「また」と「さらに」はどちらも情報を付け加える際に使いますが、ニュアンスに違いがあります。「また」は、AとBという異なる種類の情報を「並列」に置くイメージです。例えば、「このPCはデザインが良い。また、バッテリーの持ちも長い」のように、デザインとバッテリーという別の特徴を並べています。一方、「さらに」は、Aという情報に対して、同じ方向性で情報を重ねて「添加」し、程度を強めるイメージです。「このPCは処理速度が速い。さらに、メモリも大容量だ」のように、性能の良さを強調するために使われます。並列に置きたいなら「また」、程度を強めたいなら「さらに」と覚えておくと良いでしょう。

【一覧】補足・転換・理由の接続詞

文章の論理構成をより緻密にするためには、細やかな流れの調整が欠かせません。ここでは、内容を分かりやすく言い換える「補足」、話題を切り替える「転換」、そして理由を明確にする接続詞を紹介します。これらは文章の潤滑油のような存在で、読み手の理解を助け、スムーズな読書体験を提供するために重要な役割を果たします。細部にまで気を配ることで、文章の完成度は格段に向上します。

補足・説明:言葉を分かりやすく言い換える

難しい内容や専門的な話を分かりやすくしたり、前の文を要約して強調したりするときに使うのが補足・説明の接続詞です。読者の「つまり、どういうこと?」という疑問に先回りして答える、親切なガイド役を果たします。

  • つまり・要するに:前の文の内容を短くまとめ、結論を強調します。「彼は毎朝5時に起き、1時間のジョギングを欠かさない。つまり、非常に規則正しい生活を送っている。」
  • なぜなら:結論を先に述べ、その理由や根拠を後から詳しく説明するときに使います。「私はこの計画に賛成です。なぜなら、長期的な利益が見込めるからです。」
  • たとえば:抽象的な内容を、具体的な例を挙げて分かりやすく説明します。「多くの動物は冬眠する。たとえば、クマやカエルがそうだ。」

これらの接続詞を効果的に使うことで、一方的な説明ではなく、読者との対話を意識した丁寧な文章になります。

転換:スムーズに話題を変える

一つの話が終わり、次の新しい話題に移るとき、何の合図もなしに始めると、読み手は戸惑ってしまいます。転換の接続詞は、話の区切りを明確にし、次のテーマへの心の準備を促すクッションの役割を果たします。

  • さて:少し改まった雰囲気で、本題や次の大きなテーマに移ることを示します。「以上で背景の説明を終わります。さて、ここからが本日の主要な議題です。」
  • ところで:それまでの話の流れとは少し違う、関連性の薄い話題を切り出すときに使います。会話を和ませたり、視点を変えたりする効果があります。「今日の会議は有意義でしたね。ところで、週末のご予定は何かありますか?」
  • では・それでは:相手の同意や場の状況を確認したうえで、次の行動や段階へ進むことを示します。「資料の準備はよろしいでしょうか。では、プレゼンテーションを始めます。」

これらの接続詞は、特にプレゼンテーションや会議の進行、ブログ記事の章立てなど、明確な区切りが必要な場面で非常に役立ちます。

まとめ

この記事では、文章の論理的なつながりを作る上で欠かせない「接続詞」について、その種類と使い方を一覧で解説しました。接続詞は単なる飾りではなく、文と文の関係性を示す重要な「案内標識」です。最後に、大切なポイントを振り返っておきましょう。

  • 接続詞は、順接、逆接、並列・添加、対比・選択などのグループに分けられ、それぞれに明確な役割があります。
  • 順接(だから、そのため):原因→結果というスムーズな流れを作ります。
  • 逆接(しかし、でも):予想を裏切る展開で、読み手の注意を引きます。
  • 並列・添加(また、さらに):情報を付け加え、文章に厚みを持たせます。
  • 対比・選択(一方、あるいは):物事を比較し、内容を明確にします。
  • その他、補足(つまり)、転換(さて)なども使いこなせると、より丁寧で分かりやすい文章になります。

たくさんの種類があって難しく感じるかもしれませんが、まずは「順接」と「逆接」を意識するだけでも、文章の骨格はしっかりします。自分の書きたい内容に合わせて、最適な接続詞を選び、論理的で伝わる文章を目指しましょう。

余談ですが、文豪・夏目漱石の文章は、接続詞の使い方が非常に巧みであると言われています。例えば、「しかし」という逆接を効果的に使い、物語に緊張感や心理的な深みを与えています。一方で、あえて接続詞を使わずに短い文を連続させることで、独特のリズムやスピード感を生み出すこともあります。接続詞を一つ選ぶか、あるいは使わないか、その選択一つで文章の響きや風格が大きく変わるのです。普段何気なく使っている接続詞ですが、その奥深さに目を向けてみると、文章を書くのがもっと楽しくなるかもしれません。

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「この価格で本当にオウンドメディができるんですか?」「サブ丸は安価ですね。コンサルが入るのと比較できませんが、一般的な費用の1/4ぐらいじゃないですか」このサービスをローンチする前に相談したマーケティング&コンサルタント会社の担当者から聞いた言葉です。サブ丸はサービス内容と比較して安価かもしれませんが「私たちは値段を売っているのではない。サービスを提供しているのだ」と信念を持って取り組んでいます。大企業はその企業に応じたマーケティング予算と手法があり、スタートアップ企業や中小企業、あるいはニッチャーには、それぞれに応じたマーケティングや新規開拓の方法があります。企業の成長過程では、取り組みが異なるのは当然ですし、それを構築することが何より重要です。そのお手伝いをするのが私たちの使命です。そして成長すれば、その取り組みコストは回収できるはずです。サブ丸は年間運用で60万円あまりのコストがかかります。そのコストを回収し、さらなる飛躍をめざす企業にご利用いただきたいと考えています。

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