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時系列ライティングとは

時系列に則した文章の書き方〜プレゼンでも使える時系列法〜

時系列ライティングとは
ストーリーを構築することを意識するライティング手法

はじめに

「あなたの文章はわかりにくい」「君って説明が下手だね」と言われて悩んでいませんか?そのような悩みは「時系列に則して文章を書く」ということを学べば、たちどころに解消できる可能性が高いです。本記事では、時系列に則したライティングについて説明します。実は、この時系列で文章を組み立てる手法・考え方はプレゼンにも活用できる優れもの。ぜひ、本記事を読んで、テクニックを身につけてください。

時系列とは、「時間軸通りの配列」という意

まず、「時系列」という言葉の意味をわかりやすく解説します。時系列を辞書で調べると「ある現象の時間的変化を連続的に、または一定間隔をおいて不連続に観測して得た値の系列」。
う〜んと唸るほど難しすぎますね(笑)。ここでは、数理学や物理学用語的な解説はとりあえず忘れ、「時系列」とは、時間の流れ通りに配置された構成という理解でOKです。つまり「過去」→「現在」→「未来」という時間が流れる順番に話が展開する構成を指します。

桃太郎を例に時系列ライティングを考える

昔話「桃太郎」の話を例にとって、時系列でのライティング構成について考えてみましょう。
桃太郎という話を大まかに分割すると以下の7つの構成要素になるでしょう。
①おじいさんとおばあさんが仕事に出かける

②桃が流れてくる
③桃から桃太郎が生まれ成長
④鬼退治を志し、旅に出る
⑤犬、猿、キジを仲間にする
⑥鬼ヶ島での戦い
⑦ふるさとに宝物を持ち帰る

実は文章(お話)を構成する際、実は、どの部分から語り出しても物語は成立します。

小説・漫画・映画は、あえて時系列を入れ替える

小説や漫画、映画や舞台などでは、いきなり「④鬼退治を志し、旅に出る」や「⑥鬼ヶ島での戦い」からスタートして読者や観客の注意を引く手法を取る場合があります。そして、戦いの中で①、②、③の出生の秘密が明かされたり、会話の中で⑤の仲間との出会いが詳細に語られたりする展開を、一度は見たことがあるでしょう。「⑦ふるさとに宝物を持ち帰る」のラストから見せて、遡っていくという手法もありますね。
時系列を入れ替える構成の利点は大きく2つあります。1つ目は、印象的な場面から始めることで、読者や観客を惹きつけられる点。2つ目は、時系列通りに全てを説明せず、回想や過去話とすることでドラマティックな展開となり、読者や観客にカタルシスを与えられる点です。伏線と言われるもののほとんどは、この時系列操作を巧みに応用しています。例えば、クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ フィクション」は時系列をあえてバラバラにした展開で、鑑賞し終わった後の爽快な快感を与えてくれます。

子どもが対象の絵本は時系列通り

一方で、基本的な昔話の絵本では、①から⑦の順番通りに書かれています。桃太郎が誕生する前のおじいさんとおばあさんの説明から、生まれるまでの描写、成長と旅立ち、仲間と出会い、そして決闘とエンディング。全てを順番に語っていきます。「実はあの時……」という展開は、昔話ではあまり見られません。どんでん返しもなく、何が起こったのかを淡々と語るスタイルです。
昔話が時系列通りに語られる理由としては、「時系列に沿った展開であれば、子どもでも理解できる」という点に尽きるでしょう。昔話は子どもに語ったり、説法として利用されたりしていました。話を聞かせる対象が子どもであっても、教育を受けていない人(昔話が成立した時代は識字率も低かったと考えられる)であっても、時系列通りの展開ならば、誤解なくスムーズに話を理解させられるからです。語り聞かせる際には、時系列での展開が最もわかりやすい(理解させやすい)と、太古の人々も感覚的にわかっていたのです。

時系列通りの展開はわかりやすく、誤読を防ぐ

時系列を入れ替えた構成は、大きなインパクトを残せます。また、読者や観客が頭の中で時系列を整理する過程においてカタルシスが生まれることもあります。
一方で、時系列通りの構成は、入り口で大きなインパクトは見込めないものの、子どもでも理解できるほどわかりやすく、誤読や誤解を生まないスタイルと言えます。
どちらが良い・悪いではなく、目的や対象者(読者や観客)によって変える必要があるのです。つまり、誰にでもわかりやすく、さらに誤読を防ぐ文章を目指す場合は、時系列での構成がベストチョイスとなります。

時系列法は、一石二鳥のライティング手法

「時系列法」は、「PREP法」「ホールパート法」「SDS法」「三段論法」などと並び、初心者でも簡単に使える文章の型です。時系列法は、前述の通り、「過去」→「現在」→「未来」の順に文章を構成するライティング手法です。メリットは、読者が誤読なく理解できるという点です。またライターとしては、構成を考える際に時間軸だけを気にすればいいので、非常に簡単に構成できます。つまり、書きやすく、理解させやすい、一石二鳥のライティング手法です。それでは、実際の例とともに、書き方を勉強しましょう。

時系列法の書き方〜例文から学ぶ〜

時系列法の文章の基本は、物事が起きた順番に書く。ただそれだけです。コンテンツやトピックスの時間経過をしっかりと把握して文章を構成しましょう。
秘訣は、時系列を印象付ける言葉の使用です。実践的な書き方をマスターしていただくために、これから実例とともに紹介していきます。

「最初に(まず)、次に、最後に」の使用

筆者が時系列に書いても、読者にそれが時系列だとわからなければ意味がありません。そこで、活躍するのが「最初に(まず)、次に、最後に」という言葉です。

【例文】
最初に、茶碗の中で卵を割ります。次に、醤油と混ぜて卵をときます。最後に、熱々のご飯を入れたら完成です。

卵かけご飯のレシピだと以上のようになりますね。「最初に」「最後に」という印があることで、読者が順番を把握しやすくなります。長文になればなるほど、効果は絶大。時系列法で文章を書く際に、ぜひ活用してください。

「1番目は、2番目は、3番目は、最後は」の使用【プレゼンにオススメ!】

また、「1番目は、2番目は、3番目は、最後は」と数字を活用するのも効果的です。

【例文】
私はこの議題に賛成です。その理由は4つあります。1つ目は、●●●●であること。2つ目は、●●●●であること。3つ目は、●●●●であること。4つ目は、●●●●であることです。

このように、数字を用いて表すことで時系列的に物事を説明できます。これを用いてプレゼンを行うと、非常にわかりやすい説明ができます

「昔は、現在は、今後は」の使用

また、「昔は、現在は、今後は」と過去・現在・未来を表す言葉を使用する方法も有効です。

【例文】
昔は、人との連絡手段といえば手紙だった。その後、電話が発明され革命が起こった。現在は、携帯電話が進化し、誰もがスマホを持つようになっている。今後は、デバイスのさらなる小型化と、通信相手の3D表現という2方向での研究・開発が進められている。

このように、過去・現在・未来を表す言葉を添えると、読者にも時間経過が理解しやすくなります。

取材・インタビュー時も時系列法の考え方で臨む

コピーライターとして取材・インタビューを行う際も、時系列法の考え方を持って臨みましょう。会話は常に過去・現在・未来が入り乱れます。どんなに時系列に沿ってヒアリングシートを作っても、インタビュイーがその流れに沿って語ってくれないことは多々あります。取材・ヒアリング時には、常に「過去」「現在」「未来」を意識し、足りていない時系列部分を補うように質問をしましょう。

まとめ

今回は、時系列ライティングの考え方や、時系列法で書くためのコツをお伝えしました。ぜひ、皆さんも時系列法をマスターして、わかりやすい文章を書いていきましょう。

時系列に則したライティングでわかりやすい文章を書くポイント

  • 時系列とは、「時間軸通りの配列」という意味
  • 時系列通りの展開はわかりやすく、誤読を防ぐ
  • 「過去」→「現在」→「未来」の順に文章を構成する
  • 「1番目は、2番目は、3番目は」
  • 「最初に(まず)、次に、最後に」
  • 実施前・実施中・実施後といった時間経過を意識したライティング
  • 取材・インタビュー時も時系列を意識してヒアリング

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