学科紹介ページは、受験生が「この大学で学びたい」と思えるかどうかを決める重要なページです。一方で、広報担当者の方からは「どの学科も似た文章になってしまう」「先生から預かった原稿をどう直せばいいかわからない」という声を多くいただきます。
この記事では、多数の大学で学科紹介コピーを手がけてきたAWORDINCが、受験生に届く学科紹介コピーライティングの考え方と、すぐに使える構成テンプレートをご紹介します。
学科紹介コピーが「どこも同じ」に見えてしまう3つの理由
まずは、学科紹介の文章が画一的になってしまう原因を整理しておきましょう。原因がわかれば、改善の方向も見えてきます。
抽象的な言葉に頼っている
「幅広い教養」「実践的な学び」「豊かな人間性」「社会で活躍できる人材」。これらの言葉は間違いではありませんが、ほとんどの大学の学科紹介に登場します。受験生にとっては読み飛ばしてしまう定型句になっており、学科の個性を伝える力はほとんどありません。
学科の「説明」で終わっている
カリキュラムや資格、設備を並べるだけでは、パンフレットの目次と変わりません。受験生が知りたいのは「何を学べるか」だけでなく、「そこで学ぶと自分はどう変わるのか」です。情報を網羅することと、魅力を伝えることは別物だと考える必要があります。
書き手が「大学側」の視点のままになっている
学科の先生方が執筆した原稿は、専門的で正確な一方、どうしても学問体系や教育方針の説明が中心になりがちです。高校生にとってはなじみのない専門用語が並び、自分ごととして読み進めにくい文章になってしまいます。
受験生に届く学科紹介コピーライティングの基本
では、どのように書けば受験生の心に届く学科紹介になるのでしょうか。私たちが制作の際に大切にしている3つの基本をご紹介します。
1.「誰に向けて書くか」を絞る
すべての受験生に好かれようとすると、文章は無難で平坦になります。「数学は苦手だけれど、データで社会を見てみたい人」「子どもと関わる仕事に就きたいけれど、まだ職種は決めていない人」など、読み手の姿を具体的に思い描くことで、言葉選びに迷いがなくなります。
2. 学びを「場面」で語る
「フィールドワークを重視しています」と書くよりも、「1年次の夏、地域の商店街に入り込み、店主へのインタビューから課題を見つけ出します」と書く方が、受験生は自分がそこにいる姿を想像できます。授業の一コマ、ゼミでの議論、実習先での出来事など、具体的な場面を一つ入れるだけで文章の説得力は大きく変わります。
3. 卒業後の姿をリアルに見せる
就職率や主な就職先の一覧だけでなく、「学んだことが仕事のどんな場面で活きているのか」まで描けると、学科の価値がぐっと伝わりやすくなります。卒業生の声や、在学中の学びと現在の仕事のつながりを示すエピソードは、受験生だけでなく保護者にとっても判断材料になります。
そのまま使える学科紹介の構成テンプレート
学科紹介ページは、次の5つのブロックで構成すると、情報が整理され読みやすくなります。
キャッチコピー
学科の本質を一言で表す部分です。学科名の言い換えではなく、「この学科で得られる視点や力」を短く言い切ります。20字前後を目安にすると、Webでもパンフレットでも使いやすくなります。
リード文
キャッチコピーを受けて、学科が何を大切にしているのかを100〜200字程度で伝えます。ここで「どんな人に来てほしいか」を示すと、読み手が自分ごととして続きを読んでくれます。
学びの特色
学科ならではの強みを3つ程度に絞って紹介します。特色ごとに小見出しを立て、それぞれに具体的な授業や取り組みを一つずつ添えるのがポイントです。
4年間の学びの流れ
1年次から4年次までの成長のステップを示します。科目名を並べるのではなく、「基礎を固める」「専門を選ぶ」「実践で試す」「研究で深める」など、学年ごとのテーマを言葉にすると流れが伝わりやすくなります。
卒業後の進路
目指せる職業や取得可能な資格に加え、卒業生の具体的な活躍事例を紹介します。数字とエピソードを組み合わせると、信頼性と共感の両方を得られます。
改善例:抽象的なコピーを具体的に書き換える
実際にどのように書き換えるのか、架空の例でご紹介します。
改善前
本学科では、幅広い教養と専門知識をバランスよく学び、国際社会で活躍できる実践力を身につけます。
改善後
海外の新聞記事を読み比べ、同じ出来事がなぜ国によって違って報じられるのかを考える。そんな授業から、世界を複数の視点で捉える力を育てます。
改善後の文章では、「国際社会で活躍できる実践力」という抽象的な表現を、具体的な授業の場面に置き換えています。受験生は授業の様子を思い浮かべることができ、学科の個性もはっきりと伝わります。
先生・在学生への取材が学科紹介の質を決める
具体的な場面やエピソードは、資料を読むだけではなかなか見つかりません。学科紹介コピーの質を高めるうえで、最も効果的なのが取材です。
取材で聞いておきたい質問
先生や在学生に話を聞く際は、次のような質問が役立ちます。
- この学科の授業で、学生の表情が一番変わる瞬間はいつですか
- 他大学の同じ系統の学科と比べて、ここにしかない学びは何ですか
- 入学前に想像していた学びと、実際に違ったことはありますか
- 卒業生から聞いた「学科で学んでよかったこと」はありますか
こうした問いから出てくる言葉には、パンフレットの定型文にはない熱量があります。取材で得たひと言が、そのままキャッチコピーの核になることも少なくありません。
学科紹介コピーを外部に依頼するメリット
学内だけで学科紹介を作ると、どうしても「内側の言葉」になりがちです。外部のライターに依頼することで、次のようなメリットが得られます。
受験生と同じ「外の視点」で書ける
学科の事情を知らない第三者だからこそ、「高校生にはここがわかりにくい」という点に気づけます。専門用語をかみ砕き、学問の面白さを入口から伝える文章に仕上げられます。
複数学科のトーンを統一できる
学部内で学科ごとに書き手が違うと、文章の長さや温度感がばらばらになります。外部に一括して依頼することで、大学全体としての統一感を保ちながら、各学科の個性を際立たせることができます。
依頼時に準備しておくとスムーズな資料
外部に依頼する際は、既存のパンフレットや学科の教育方針、カリキュラム表、過去の入試データなどを共有いただくと、取材や執筆がスムーズに進みます。「特に伝えたい強み」や「現状の課題」を一言メモでまとめておくだけでも、仕上がりの精度が上がります。
AWORDINCの学科紹介コピーライティングサービス
AWORDINCは、大阪を拠点に取材・執筆を中心としたコンテンツ制作を行う会社です。これまで多数の大学で、学科紹介ページ、大学案内パンフレット、教員インタビュー、ゼミ紹介などのコピーライティングを担当してきました。
先生方や在学生への取材を通じて、その学科にしかない魅力を言葉にし、受験生に届く文章へと仕上げます。Webページ用、パンフレット用など媒体に合わせた文字数調整にも対応しています。
費用の目安:A4一枚 20,000円〜
(取材の有無、分量、納期により変動します。お気軽にご相談ください)
まとめ
学科紹介コピーライティングで大切なのは、抽象的な言葉を具体的な場面に置き換え、受験生が「自分がここで学ぶ姿」を想像できるようにすることです。読み手を絞り、学びを場面で語り、卒業後の姿を見せる。この3つを意識するだけで、学科紹介ページは大きく変わります。
学内での作成に限界を感じている場合は、取材から執筆までを外部のプロに任せるのも一つの方法です。学科の魅力を受験生に届けるお手伝いが必要な際は、ぜひAWORDINCにご相談ください。
FAQ
Q1. 学科紹介ページのコピーは、どのくらいの文字数が適切ですか?
A. Webページの場合、キャッチコピー20字前後、リード文100〜200字、本文全体で1,500〜3,000字程度が目安です。パンフレットではレイアウトに合わせて調整します。
Q2. 先生が書いた原稿のリライトだけでも依頼できますか?
A. はい、対応可能です。専門性や正確さを損なわないよう配慮しながら、受験生に伝わりやすい表現に整えます。
Q3. 取材はオンラインでも対応してもらえますか?
A. はい。対面取材のほか、オンライン取材にも対応しています。遠方の大学様からのご依頼もお受けしています。
Q4. 費用はどのように決まりますか?
A. A4一枚20,000円〜を目安に、取材の有無、分量、納期などによってお見積もりします。まずはお気軽にご相談ください。
Q5. 複数学科をまとめて依頼することはできますか?
A. はい。学部・大学全体でトーンを統一しながら、各学科の個性を引き出す文章に仕上げます。まとめてのご依頼も歓迎しています。
学科紹介のコピー、プロに任せてみませんか?
多数の大学で学科紹介ページを手がけてきたAWORDINCが、取材から執筆まで一貫してサポートします。A4一枚3万円〜。まずはお気軽にご相談ください。
▶ 無料で相談する